【テントスカート】簡単にできる自作方法と使ってみた感想をご紹介

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テントのスカート キャンプ道具

こんにちは!ワナキャンのちほです。

今回は、冬キャンプには必須と言っても過言ではない、テントのスカートについて自作する方法とその感想をご紹介いたします。

我が家の持っているテントにはスカートが付いていなかったので、冬キャンプに備えて自作しました!とっても簡単にできて、お財布に優しくて、使い心地もばっちり。

本当に簡単なので、ぜひ参考にしていただければ嬉しいです♪

そもそもテントのスカートとは?

テントのスカート1

スカートとは、インナーテントとアウターテントとの隙間に侵入してくる冷気を遮断してくれるものです。

冬用のテントには付いている場合がありますが、3シーズン用のテントには付いていないことが多く…皆さまがお持ちのテントにスカートは付いているでしょうか?

ちなみに、スカート付きのテントはこちらです。↓

コールマンタフスクリーン

出典:Amazon

スカートが付いていないテントはこちら。↓

コールマンツーリングドーム

出典:Amazon

冬キャンプで使おうとしていた我が家のDODのライダーズタンデムテントも、スカートが付いていませんでした。スカートがなくてもキャンプはできますが、冷気が侵入してきてテント全体を冷やしてしまっては体に悪影響を及ぼす可能性があります。なるべく寒い思いはしたくありませんよね!

しかも、スカートがあることで夏は害虫の侵入を防ぐこともできます!1つ作って持っておけば、いざというときに装着できて利便性も高いので、取り外しできる自作スカートはメリットが多いと思います♪

しかし、地面に直接触れるものなので、どうしても汚れてしまうのは欠点…。私達は簡単に拭いてから撤収し、家に持ち帰ったら天日干しをしています。

自作テントスカートで必要なもの

ユタカのグリーンシート

それでは、実際にテントのスカートを作っていきましょう。準備するものはこれだけです!

  • レジャーシート
  • はさみ
  • ダブルクリックor目玉クリップ

レジャーシートについては、私たちはユタカのグリーンシート(1,8m×2,7m)を使用しました。実際の色味を見たくてホームセンターでシルバーと見比べ、テントに合いそうなグリーンを選択!もちろん、ユタカに限らず一般的なブルーシートでもOKです。

サイズについてはテントの大きさにもよるので、後ほどご説明する作り方の1つ目をご参考ください。

クリップは作る時には不要です。当日までに準備しておきましょう!ダブルクリップでも目玉クリップでもしっかり留まったので、お好きな方でOK。100均のもので十分です!

テントスカートを自作する流れ

テントのスカート2

作り方は、レジャーシートを切るだけです!もはや作り方と言っていいのかどうか怪しいところ。レジャーシートを切ったら、当日テントに付けていけば完了となります♪

それでは、具体的に切り方や装着方法などをご説明しますね!

必要なスカートの長さをチェック

DODライダーズタンデムテント

出典:DOD公式サイト

まずは、スカートがどれぐらいの長さ必要なのか、使う予定のテントの辺を図りましょう。そうすればどれぐらいのサイズのシートを買えばいいのかがわかります!

これは実際の例がないとわかりにくいと思うので、私たちが実際に算出した方法をご参考いただければと思います。使用したテントは、DODのライダーズタンデムテントです!

  1. スカートを付けたいテントの辺の長さを足す。(前室も含めて1,195㎝)
  2. スカート部分の幅が30㎝あればいいと仮定。
  3. ユタカグリーンシートの幅1,8m(180㎝)がちょうど6等分できる。
    (幅180㎝÷30㎝=6等分)
  4. 3の結果、幅30㎝×長さ2,7mの細長いシートが6枚できる。
  5. 4でできたシートをすべて足すと1,620㎝になる。(長さ270㎝×6枚=1,620㎝)
  6. スカートとして付けるとき、重なる部分が10㎝と仮定しても十分足りることを確認!

以上です。文章にすると少しややこしくなってしまいました…。私たちよりもっと大きなテントを使われる場合は、大きめのシートがいいかもしれません。

スカートの幅は30㎝で十分役割を果たしてくれました。幅20㎝になると少し足りない可能性あり。反対に幅40㎝ぐらいになると扱いにくい可能性があるため、30㎝~35㎝ぐらいがいいかと思います!

シートを幅30㎝ぐらいにカット

テントのスカート裁断

それでは実際にシートをはさみで切っていきましょう!

私たちはユタカのグリーンシートは1,8mを6等分にするので、単純に6等分に折りたたみ、折り目をはさみで切っていきました。ものさしは使っていません!そして、特にほつれる心配もないので切りっぱなしでOKです。

テントのスカート3

すべて切り終えて、このような感じになりました!あとは当日登場するのみです。あっという間すぎます!

【当日】クリップで留める

テントのスカートクリップ留め

それでは、実際に切ったシート(以降スカートと呼びます)をテントに付けていきましょう!

ここでクリップが登場です。クリップはポケットに詰め込んで待機させておくとスムーズです♪

テントの裾とスカートを10㎝ほど重ね、上からクリップで留めます。そして20㎝~30cm間隔ぐらいでどんどん付けていけば完成です!

スカートが足りなくなったら次のスカートと重ねてくださいね。ポールをまたぐ時は少し手間ですが、隙間に風が入ってこないようにスカートを折りたたむなどして留めればOK。

一応ペグで固定できるように準備していきましたが、特にする必要はありませんでした。心配な方はペグダウンするか、石を乗せて固定するのがおすすめです。

自作テントスカートの感想

テントのスカート4

自作したテントスカートについて、良かったところも残念なところも正直な感想をまとめましたので、よろしければご参考ください。

自作スカートの良かった点

作るのが超簡単&超安い!
隙間風が入っていない!

冬の必需品になった!
100均でダブルクリップと目玉クリップを購入したのも含めると、大体1,000円ぐらいでできてしまいました!作るのもあっという間に切り終わり、こんな簡単に安くスカートが手に入るのはお得だと思います。
使ってみた感想は、テント内からインナーテントを触ってみると冷たくなく、端に置いてあった荷物も冷えていなかったので、効果があると思っています。もうスカートなしで冬キャンプをする勇気がありません…。

自作スカートの残念な点

付けるのが手間。
荷物が増える。
撤収作業も増える。
ネガティブ要素は、テント設営後にスカートを付ける作業が手間でした。寒い中1人で作業して大体15分ぐらいかかってしまい、手がかじかむし「めんどくさい」と思ったのが正直な感想です。
また、スカート分の荷物が増えたこと、撤収作業も外すだけとは言え手間に思えたのは否めません!汚れた部分を拭いたり、湿気で濡れたところを乾かしたり、意外とやることが多いです…。

自作スカートは冬キャンプのマストアイテムに決定!

テントのスカート5

残念だな、と思ったポイントを含めても、トータルに考えて使い続けたいアイテムです!もうスカートなしでは冬キャンプに行く勇気がありません。

とにかく簡単に作れてお得にゲットできるので、ぜひ皆さまにも試していただきたいと思います♪


また、冬キャンプの寒さ対策についてこちらの記事でもまとめていますのでよろしければご覧ください