【初心者向け】我が家のお金をかけない冬キャンプ寒さ対策まとめ!服装・底冷え・キャンプ飯の工夫

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冬キャンプ景色キャンプ豆知識

寒い季節のキャンプには、ハイブランドのお高いキャンプギアが必要なんでしょ?と思われている初心者キャンパーの方、そんなことはありません!

我が家もそう思っていましたが、現在持っているもの&安いキャンプギアでも十分寒さ対策ができます。

キャンプを始めたばかりのみなさんにも、お財布を傷つけずに冬キャンプを楽しんでもらいたく我が家の節約寒さ対策をまとめました。ぜひ参考にしていただき、寒い季節でもキャンプを楽しんでください♪

【服装】重ね着と防寒アイテムで寒さ対策

冬キャンプ服装

まずは、冬キャンプの服装について説明いたします。一言で言うと「重ね着」が必須です!

これから揃えようと考えている方は、ユニクロやワークマンなどの低価格アイテムで十分寒さ対策ができるのでぜひご検討ください

寒さ対策、何をどう重ね着する?

一言で重ね着と言っても、何を着たらいいのかな?と思いますよね。私も最初は「これぐらいで大丈夫だろう」と思っていたら寒くて仕方なかったことがあります

何度か冬キャンプを経験して、正解を導けたので以下の通りまとめました!上半身と下半身、それぞれ上から順番に着ていけばOKです!

上半身の服装

冬キャンプ服装上半身

上半身
1.ベースレイヤー(ヒートテックなど)
2.薄手のシャツやセーター
3.ミドルレイヤー(フリースなど)
4.アウトレイヤー(ダウンなど)

ベースレイヤーは、ユニクロのヒートテックなど保温性があり通気性が良い機能性インナーがおすすめ。お財布に余裕のある方は、メリノウールもいいですよ♪

我が家はミドルレイヤーもユニクロにお世話になってます。フリースかインナーライトダウンがあたたかくて軽くて最適です!また、現地の気温に応じて、ミドルレイヤーの下にネルシャツを重ね着することもあります♪

最後のアウターは、ダウンもしくはマウンテンパーカーなどの風を通さないアウターを着ましょう!

下半身の服装

冬キャンプ服装メンズ

下半身
1.インナー(タイツやスパッツ)
2.動きやすいボトムス(温かいものだと尚◎)

下半身についてもインナーとボトムスの重ね着がおすすめです。気温に応じてインナーを着るかどうか判断しましょう!

私は、ヒートテックのタイツを履いた上にワイドパンツを着て、足首をレッグウォーマーで防備しています。もしくはユニクロの暖パンで過ごすことも。暖パンは本当にあたたかくて普段使いもできるので、いい買い物をしたと大満足のアイテムです。

家にあるあたたかい物を重ね着すればOK♪
火の粉が飛ぶと化繊は穴が開きやすいので、綿を選ぶと尚良し◎

防寒グッズまとめ

冬キャンプ防寒グッズ

洋服が整ったら、次は防寒グッズです!この防寒グッズがあるとないとでは雲泥の差…。必要であろう防寒グッズをまとめたので、ご自身にあった防寒アイテムをお持ちください。

防寒グッズ
ニット帽耳あてネックウォーマー
腹巻き毛糸のパンツ分厚い靴下(or靴下二重)
レッグウォーマースノーブーツ手袋
ブランケット湯たんぽホッカイロ

普段の寒さ対策でも同じですが、手首・足首など「首」が付く部分はできるだけあたためましょう!そしてキャンプは地面から伝わる冷気でとても冷えるので、お尻周りや足元をしっかり防寒するのが大切です。

また、焚き火をしているときにブランケット、寝る時に湯たんぽがあると助かります。「湯たんぽ持っていないな」という方は、ホット用のペットボトルでも代用できますのでぜひ試してみてください♪

しかし、湯たんぽとホッカイロを使う場合は、くれぐれも低温やけどに注意してくださいね。寝ているときにうっかり!ということもあり得るので、寝る前は特に要チェックです。

防寒アイテムはなるべく持って行く!
湯たんぽとホッカイロを使うときは低温やけどに注意!

ユニクロとワークマンがおすすめ

出典:ワークマン公式サイト

キャンプに行くとどうしても洋服が汚れてしまう可能性が考えられます。持ってる洋服を汚したくないな…という方は、ユニクロかワークマンをチェック!

ユニクロのヒートテックは汗を吸収して保温性もあり、冬の季節には必需品。極暖などさらにあたたかいインナーもありますが、汗を吸収してくれるのは普通のヒートテックだけなんだとか。フリースももこもこかわいいですし、インナーライトダウンや暖パンなど普段使いできるものばかりです!私は全身ユニクロでキャンプしていることもよくあります

ワークマンの商品は、コスパ最強です。どこよりも安くて、「こういうの欲しかった~」と思えるものばかり。低価格&動きやすい&普段使いできる、3拍子そろったアイテムがたくさんあります。あったかズボンやマウンテンパーカーなど、全身コーディネートも可能!近くにワークマンがない方はネット販売もあるのでぜひ一度ご覧になってみてください♪

ユニクロとワークマンは高コスパ&高機能!

ワークマンオンラインストア:商品点数約10000点、作業用品の総合ショップ

【テント内】底冷え対策も低価格で!

冬キャンプ寝袋

冬キャンプで忘れてはいけないのは、「底冷え対策」です!テント内で寝るとき、地面からの冷気が体に伝わって寒くて寝れないという事態も考えられます。底冷え対策もお財布に優しくできるので、ぜひ参考にしてみてください!

テントのスカートは自作できる!

自作テントスカート

テントのスカートって、ご存知ですか?スカートとは、インナーテントとアウターテントとの隙間に侵入してくる冷気を遮断してくれるものです。

冬用のテントには付いている場合がありますが、3シーズン用のテントには付いていないことが多く…お持ちのテントにスカートは付いているでしょうか?

「ついてない!冬用テント買わないとだめ!?」と思われた方、大丈夫です。スカートは自作できます!方法はとっても簡単。レジャーシートを切って、設営時にダブルクリップなどでテントの裾に付けるだけ◎

作り方や使用した感想など、詳しくはこちらの記事をご覧いただければと思います!

我が家はユタカのグリーンシート(1,8m×2,7m)を使っています。テントに合わせて色を決めると良いですよ♪これがあるだけで冷気の侵入が少しでも防げるので、寒さ対策の中でも必須事項と言っても過言ではありません。

テントのスカートは、レジャーシートを切ってくっつけるだけの簡単DIYでOK!

底冷え対策も重ね技で!

冬キャンプ底冷え対策手順

次にテント内の底冷え対策の方法をご紹介します。方法は洋服と同様「重ね技」が鍵です。

銀マット⇛ダンボール⇛グランドシート⇛インフレーターマット⇛寝袋(二重にする)

まずは一番下に銀マットを敷きます。銀マットはアルミの銀の面を上にしてくださいね。

次に、ダンボールを敷きます。ダンボールの空洞部分が保温性を発揮してくれて、さらにクッション性も出るので優秀アイテム!もし忘れてしまっても、道中のスーパーでいただけるので助かります。

ダンボールの次はグランドシートを敷きます。やはりダンボールの上で寝るのは少し切ない気分になりますからね。それだけでなく、グランドシートを敷くことによってダンボール同様、寝心地もアップします!

床が完成したら、インフレーターマットなど寝袋の下に敷くマットを準備。冬キャンプでは厚みが10cmぐらいあるのがおすすめです。我が家が使用しているこちらのマットも、ぷしゅぷしゅと押すと空気が入り、クッション性もまずまず!これを使いだしてからは快眠できるようになりました!

そして最後に、寝袋の登場!ここでポイントがあります。寝袋は安い寝袋なら二重にしましょう!これでより保温性とクッション性がアップします。我が家の寝袋も「これで大丈夫かな」というぐらい安いですが、十分あたたかいので高コスパでした!お財布に余裕がある方は、コットを使ってみるのもおすすめです!

電源付きサイトでセラミックファンヒーターを使う!

冬キャンプでセラミックファンヒーター

冬のキャンプでは、どうしても自力で寒さ対策をするのに限界があることも…。我が家はテント内でも安心安全で使えるセラミックファンヒーターを愛用しています!自宅でも、脱衣所や足元をあたためるときに大活躍しています。(見た目もナチュラルで好きです!)

なるべくサイトの費用を抑えたくても、風邪をひいてしまっては意味がないと思い、電源付きのサイトを選んで寝る時にセラミックファンヒーターでテント内を温めています。

いつかの冬キャンプで気温1度の中セラミックファンヒーターなしで寝たら寒くて起きてしまいましたが、付けてからは快適でぐっすり眠れたことがあります♪それからは冬キャンプの必需品です!

しかし、どうしても乾燥してしまうので水分補給と保湿をしっかりしてから寝ることをおすすめします!また、テントサイトの電源は大体上限1000Wなので、その範囲で使えるファンヒーターを選びましょう。「強」と「弱」など切替ができるものがいいですね。

我が家が使っているこちらのファンヒーターも、「強」は1200W、「弱」は600Wと切替可能です♪

【キャンプ飯】一工夫で身体の芯からあたたまる

焚き火

防寒対策も、底冷え対策もできた!けど、安心するのはまだ早いです!最後は身体の中からあたためましょう!おすすめのあったかキャンプ飯をご提案いたします♪

ちなみに我が家は冬キャンプでダッチオーブン料理がお気に入り。こちらのダッチオーブンはシーズニング不要でケースなどもセットになっていて、IHも対応だったのでいい買い物ができました!

身体をあたためる食材

冬キャンプ豚汁

身体をあたためる食材は、生姜やにんにく、根菜類などが挙げられます。鍋で食べるも良し、アヒージョにするも良し、様々なバリエーションで楽しめる&身体もあたたまるので一石二鳥です♪

私達は鍋を持参して、生姜たっぷり根菜類の鍋がお気に入り。また、味噌も身体をあたためる作用があるので、味噌鍋や味噌汁を作ることもしばしばです。

味噌の持って行き方

ちなみに、味噌はラップにくるんできつく結んでおき、使うときに包丁で小さく切り込みを入れると、切れたところから味噌が出てチューブのように使うことができます。(ちなみにこの方法はマヨネーズでもよくやっています!)

生姜、にんにく、根菜類、発酵食品を使ったキャンプ飯で身体の芯からあたたまる

身体をあたためる飲み物

冬キャンプホット飲み物

あたたかい飲み物の中でもホッとココアは特におすすめです。ココアに含まれるカカオポリフェノールは身体を温める作用があるとされていて、長い間身体を芯からあたためてくれます。キャンプにホットココアなんて、素敵な写真も撮れそうですね♪

また、ウーロン茶やプーアール茶などの発酵茶も身体をあたためる飲み物です。カフェインを控えている方は、カフェインレスの発酵茶をお飲みいただければと思います

また、お酒が好きな方はホットワインで身体をあたたるのもおすすめです。しかし、くれぐれも飲みすぎには注意してくださいね

ホットココア、ホットワインで焚き火時間もぽかぽか~

お金をかけなくても冬キャンプの寒さ対策は可能!

冬キャンプ景色

初心者キャンパーさんに向けた、冬キャンプの節約寒さ対策をご紹介しましたが、いかがでしたか?

もちろんハイブランドや高価格のギアを使えば軽くて温かいなど、より快適な冬キャンプが過ごせるかもしれません。しかし、始めたばかりはいろいろなところにお金もかかりますし、なるべく出費をおさえたいところ。

低価格でも十分寒さ対策はできるので、参考にしていただき寒い時期のキャンプも楽しみましょう!冬キャンプは空気が澄んでいて、とっても気持ちがいいですよ~。