大学生には海外ボランティアをおすすめしたい!経験者が理由を語ります

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海外ボランティア その他

こんにちは!ちほです。当サイトにお越しいただきありがとうございます。

私は大学4年間で長期休暇を利用し、ボランティアへ5回行きました。行った国は5カ国(ネパール、フィリピン、タイ、カンボジア、スリランカ)です。

大学卒業後、心の底から海外ボランティアに参加して良かったと思うので、大学生におすすめしたくてこちらにまとめました。

「大学生活なにやろうかな?」「海外ボランティア興味あるけど実際どうなの?」と思っている方に少しでも参考になれたら嬉しいです。

ぜひ、思い切って一歩踏み出してみてください!

海外ボランティアってなにするの?

海外ボランティア

そもそも、海外でボランティアってどんなことするの?と思う方もいると思うので簡単にご紹介しますね。

私が行っていたボランティアの内容は「発展途上国で住居を建築する活動」でした。簡単に言うと発展途上国へ行き、現地の方と一緒に「家」や「トイレ」を建てる活動です。

建築の知識もないただの女子大学生が、家を建てられるの?と思いましたが、仲間と現地の方々と協力してたくさんの住居建築に携わらせてもらいました。ちなみに、この活動は国際NGO団体(Habitat for Humanity)の学生支部のひとつ。他にもさまざまな大学が参加しておりました。

私が行っていた家を建てる活動以外にも、海外ボランティアにはさまざまな種類があります。孤児院や障害者施設に行って交流や支援を行う、日本の技術を教える、地域を盛り上げるイベントの手伝い、農場のお手伝い、環境保全など、ボランティアをする内容や国際協力の団体はたくさんあります。

しかし、すべてに共通するのは「現地の方と交流すること」だと思います。少しでも「現地の方と交流がしたい」と思う大学生はぜひ一歩踏み出してみてください!

今はコロナでなかなか難しいかもしれませんが、タイミングがきたらいつでも飛び出せるように準備しておくでもよしです◎

そもそもなぜボランティア活動に参加したのか?きっかけをまとめた記事はこちらです。よろしければご覧ください

また、気になる方はHabitat for Humanity JAPANの公式サイトもどうぞ♪

大学生に海外ボランティアをおすすめする理由5つ

本題に入ります。なぜ大学生に海外ボランティアをおすすめするのか。その理由は5つあります。それがこちら。

  • 大学生のうちに貴重な経験ができる
  • 海外旅行では行かない場所に行ける
  • 就職活動のネタに困らない
  • やりたい仕事のイメージが湧く
  • 信頼できる仲間ができる
海外ボランティアの良いところを挙げだすときりがないので、かなり厳選しました。それでは詳しくご説明しますね。

大学生のうちに貴重な経験ができる

海外ボランティア

海外ボランティアに行くと日本の生活では味わえない貴重な経験ができます。

その国の文化を知り、その土地の一員となり生活をし、現地の方々と仲間になり、最後にみんなで別れを惜しむ、こんな経験普段では絶対できないですよね。

私たちは寝泊まりを現地のホテルでしましたが、寝食意外は現地の方々と一緒に行動をしました。留学でも現地の友達ができたり、ホームステイをしたり、同じような経験ができるかもしれません。

しかし、先進国の人と途上国の人がともに行動する機会は、なかなか貴重な経験だと思いました。

もちろん英語は通じません。通訳の方を介して現地の言葉を覚えたり、身振り手振りや表情でコミュニケーションをとります。

最初はなかなか通じ合えなくても、日に日に信頼関係を築いていくとなんとなくお互いの言っていることがわかってきます。なんとも不思議なんですよね。通じ合ったときの感動はなんとも言えない嬉しい感情がめばえます。達成感と充実感、感動、幸せ、たくさんの気持ちを一度で感じられるのは幸せな経験です。

さらに、私は家やトイレを建てる活動をしていたため純粋に「家が建った」ときは嬉しかったですね。自分でもやればできるということを実感できました

海外ボランティア

余談ですが、ネパールで現地の方とお別れするとき「必ず日本に行くからね!」と言ってくれたお母さんがいました。失礼ではありますがその方の生活で日本に行くのは現実的にかなり難しいです…。

でもその言葉を聞いて私達は「待ってる!」と答えました。本当に嬉しくて、涙が出ました。

ボランティアしに来ているのに勇気をもらったり、現地の状況を知ることができたり、反対に学ぶことばかり。貴重な経験をたくさんできるのは海外ボランティアの最大の良さだと思います。

現地の方とのコミュニケーション、日本では経験できない体験、たくさんの貴重な経験は自分の財産になります。

普通の海外旅行では行かない場所に行ける

海外ボランティア

海外ボランティアに参加すると、海外旅行では選ばないような国・場所へ行くことができます。

私が初めてボランティアに行った国はネパール。ネパールを海外旅行先に選ぶ人ってあまりいないと思うんですよね。

そのため、「海外はどこの国に行ったことがあるか」という話題のときに「ネパール」と言うと驚かれます。それに海外旅行先を選ぶときは「これを見てみたい」とか「これを食べたい」などやりたいことを中心に選ぶと思います。

しかし、私たちの団体はボランティアに行く国を「どんな問題を抱えているか」「なぜその国に行く必要があるか」と目的にフォーカスして決めました。家族や友人と海外旅行先を決めるときにこのような話題はあがらないのではないでしょうか。

決まった国が観光大国だとしても、首都ではないいわば地方に行くことがほとんどです。そういった少しローカルな場所に行けるのも海外ボランティアならでは。

大人になってから海外旅行に行くことはできても、それはきっとパッケージツアーや観光名所として有名な場所を選ぶことになるはずです。

思い切って周りの人が「そこどこ!?」と思うような場所に大学生のときから行くことで、少し自慢にもなるし、若いうちから知見も広がりますよ!

就職活動のネタに困らない!

海外ボランティアTHAILAND

就職活動のネタに困らないというおすすめポイントは、長くなってしまうのでさらに2つの視点に分けました。「学生生活で頑張ったこと」と、「自己分析」です。

「学生生活で頑張ったこと」編

まずは「学生生活で頑張ったこと」という面に関しては、大学生活でなにをしてきたか?これに即答できるのが最強です。

「バイトを頑張りました」「サークルで○○をしました」「留学しました」こういったネタを聞いている人事担当の方はたくさんいます。しかし、「海外でボランティアをしていました」という大学生は多数ではないはず。書類選考でも堂々と書くことができます。

「どんなことをしてきたのか?」「何が辛かったか?」「何を得た?」など企業側も質問がしやすいです。

そして嘘偽りない回答をすることになるので、自然体で会話のように面接ができます。これは私も経験済みですが、本当にすらすらと話すことができるんですよね。(むしろ熱が入って話しすぎてしまうことも…)

それに、自らボランティアに行ったという行動力もプラス要素。積極的で、自発的で、コミュニケーション能力も高い、というイメージももれなくついてきます。副産物が強いです!

もちろん、海外ボランティアに行った自分は無敵!と思うのは間違い。その経験をいかに就職活動に活かせるかどうかは、きちんと準備することが大切です。

「自己分析」編

一方、自己分析という面では自分の自己PR、強み、弱みなどをあっという間に発見できます

海外ボランティア中に自分はどんな人間でどんな強みや弱みがあり、どんなことをしてチームに貢献してきたか、など思い返すとたくさんの材料を発掘できます。

もし自分で気づけなくても、一緒に行った仲間に聞くこともできます。「自分ってどんな人間かな?」と質問すると、「○○は責任感が強いと思うよ!みんながだらけていたときも、ちゃんとやろう!と声かけてくれたもんね」と具体的なエピソードまで出してくれるパターンがほとんど。

大学生活で何をしてきたのか胸を張って言えることに加え、それ以外の項目も自信をもってアピールできるのは予想外のメリットでしたね。

やりたい仕事のイメージが湧く

海外ボランティア

ボランティアをしていると、自分がどんな仕事に就きたいかぼんやりとイメージが湧いてきます。その理由は、海外ボランティアで一番の学びとなった「他国を知って自国を知る」がキーワードになります。

海外へボランティアに行ってみると、日本にいると気づくことができなかった「日本が想像以上に恵まれていること」に気付かされます。

その国では女性でも大学を出ている人もいれば、スラム街で暮らす家族など、貧富の差が激しいです。しかし、日本ではホームレスの方がいても家族でホームレスの方はいないですよね。

このように現地のリアルな生活風景を見て「日本ではどうだろう」と考える機会が多々あります。

スラム街でも元気に明るく、楽しそうにニコニコしている方たちを見たとき、朝のぎゅーぎゅーな電車に乗る日本人は本当に幸せなのかな?と感じたりもしました。

社会人になる前の大学生のうちにこれに気づくことで、これからどんな生き方をしたいか?どう自分が社会に貢献したいか?と、考えるきっかけにもなります。

信頼できる仲間ができる

海外ボランティア円陣

海外ボランティアの活動を通じて、私はたくさんの信頼できる仲間ができました。それは同級生だけでなく、先輩・後輩もです。

2週間行動を共にすることで仲間割れも起こるし、揉め事もあるし、大学生だから恋愛の事件も起こるし(笑)、さまざまな壁にぶつかります。

しかし、みんなの目指す目的はひとつ。その目標に向かって進むメンバーとは辛いことも楽しいこともすべて共有するので、かけがえのない存在になります。毎日が楽しくて、あっという間に時間が流れてしまいます。

なにか事件があったとしてもいつか笑い話となり、OBOG会ではいつも思い出話に花が咲きます。

先輩でも後輩でも、自分の大切な仲間とみんなが思っています。最高の関係です。社会人になっても信頼関係が廃れることはありません。

これだけの信頼関係が築けたのも、ひとつの目的にみんなが同じ志で楽しく突き進んだだけのこと。それだけで信頼できる仲間ができるなんてプライスレスですよね。

大学生こそ海外ボランティアへ!

海外ボランティア

長々と大学生に海外ボランティアをおすすめしたい理由を語ってしまいました(笑)私個人の意見でしたが…少しでも参考になったでしょうか?

とにかく、迷ったら一歩踏み出してみましょう!

行かないで後悔するのはもったいないです。社会人になってから長期間休みを取るのはなかなか難しいですからね。行ってみようかな?と少しでも思うなら私は思いっきり背中を押します。楽しいことしかありません!

あんなに楽しくて貴重な経験をこれからできるなんて、私にはうらやましくて仕方ないです。私も一緒に行きたいぐらいです(笑)

ぜひ、その一歩を踏み出してみてください♪

また、コロナ禍でなかなかボランティアに行くのは難しいかもしれませんが、買うことが国際協力につながることもあります。少しでも何かしたいな、と思う方はこちらのサイト↓もチェックしてみてください♪