こんにちは!ちほです。当サイトにお越しいただきありがとうございます!
私は大学4年間で長期休暇を利用し、ボランティアへ5回行きました。行った国は5カ国(ネパール、フィリピン、タイ、カンボジア、スリランカ)です。
今回は、なぜ私が海外ボランティアという活動に参加することになったのかきっかけと、最終的にボランティアに対してどう思うようになったのかをお話したいと思います!
強い熱意があったわけでもなく、軽い気持ちで入ったのでみなさんにもさらっと読んでいただければと思います
勘違いの始まり:姉の友人から団体を教えてもらう
この帽子がすべての始まり。代々後輩が受け継ぐ代物に!
私の海外ボランティアに参加するきっかけは、勘違いから始まりました。
その勘違いは姉の友人A子さんからの紹介で始まります。どんだけ思い込みが激しいんだ…と思ってしまうかもしれまんが、どうぞお付き合いくださいm(_ _)m
まず、大学に進学することが決まってから「大学で何しようかな~」、「サークルとか入るのかな~」とぼやっと考えていました。
海外とか興味あるから「海外行けたらいいな~」と姉に話したら、それならA子が大学の友達としょっちゅう海外に行ってるから聞いてみるよ!と言ってくれました。
そのA子さんと私は同じ大学だったので、知り合いもいるところに参加できるのは心強いと思い、姉にいろいろ聞いてもらうようお願いしました。するとすぐにA子さんから姉宛に電話が!
A子さん「ちほちゃん、何かサークルとか入るの?」
私「いや、特に決めてないですが海外とか行けたらいいなと思ってます!」
A子さん「それなら私の団体に来るといいよ!海外に2週間行くよ~!めっちゃ楽しいよ!火曜日の昼休みにミーティングしてるからおいで!」
私「わかりましたー!行きます!」
・・・
はい、ここで私は海外旅行に2週間行く【旅行サークル】と認識をします。「海外に行く=旅行」と思い込んだからですね。
のちのちわかったことですが、A子さんは姉にいろいろ活動内容を話してくれていて、私にも伝えてくれていたみたいですが私がよく理解していなかった様子…ほんとごめんなさい。
と、ひとまず団体を知れたのは姉の友人の方が紹介してくれたからです。この方がいなかったらおそらく団体を知らないまま卒業していました。
本当に感謝しかありません!ありがとうございました
勘違いは続く:初ミーティング
大学生活スタート!ありとあらゆるサークルのちらしをもらっても私の目指す団体は1つ、教えてもらった【旅行サークル】。
いきなり1人で参加するのは緊張するので学部で知り合った友達を何人か誘いました。もちろん、「旅行サークル」というていで。
私の専攻は観光系だったこともあり、何人かの友達が興味を持ってくれたおかげで一緒に来てくれました。(そりゃもちろんですよね、旅行が好きで観光を専攻してますからね。)
ミーティングの内容は初めてでみんなちんぷんかんぷん。代表みたいな人が前に出ていろいろ説明していました。確か、募金とかイベントの話をしていたと思います。
勘違いに気づく:新歓BBQ
新歓バーベキュー当日、グループに分かれて先輩たちとお肉を焼きながら他愛もない話をしました。そして私は先輩に核心を突く質問をします。
私「海外はどんなところに行くんですか?」すると女の先輩が、
先輩「バングラデシュとかモンゴルとかかな~!」
私「バングラデシュ!?」
正直、このときバングラデシュってどこ?と思いました。雲行きがあやしい。なんだか変な旅行をするサークルなのかもしれない、と思いさらに質問を続けます。
私「どんなことするんですか~?」
先輩「あれ?まだ知らなかったかな?家建てたり子供たちと遊んだりするよー」
私「普通に旅行するんじゃないんですか!?」
先輩「ん?違うよーボランティア団体だもん~」
私(…私、何かまちがえてる…!?そうか…海外に行くってボランティアに行ってたんだ。だから2週間も行くんだ。)
ここで勘違いしていたことに気づきます。私が入ろうとしている団体は【旅行サークル】ではなく【海外ボランティア団体】であることを!
高校卒業したばかりの私には「海外に行く」ということが旅行という概念しかなく、ボランティアという概念が全くなかったのでハッと気づきました。
でもこんなに面白い人たちが海外に行って家を建てるなんてかっこよすぎる!と思ったんですよね。それが、海外ボランティアという活動に一歩足を踏み入れた動機。
このように私は社会貢献がしたい!国際協力がしたい!という強い熱意はそもそも持っていませんでした。ボランティアに参加しようと思ったこともなければ、ボランティアってゴミ拾いとかするの?というイメージしか持ち合わせておらず。
しかし、楽しさに気づいて結果5回も行くことになります(笑)
初参加:お金を貯めてネパールへ
この団体でいろいろ活動していくんだ~!と意気込んでいるものの、海外へボランティアに行くペースは年に2回。春休みと夏休みです。そんなにすぐ行けるわけではありません。
バーベキューがあったのは5月で、ボランティアに行くのは9月頃、その9月に行く参加締め切りは7月頃だったと思います。
「すっごく行きたい…でもお金ない…」
そうなんです、ボランティアに行くにも航空券や生活費など自己負担なので参加するのにお金の問題は避けられません。親に借りてまで行く勇気がなかったので、最初のチャンスは諦めます。
次の春休みには必ず参加する!と決め、そこからバイトを頑張ってお金を貯めるようになりました。
春休みに行く国がネパールになったとき、正直「え、ネパール…未知の世界過ぎる…2週間も暮らしていけるかな」と乗り気ではありませんでした。多分ボランティアやりたい人はどこでも行きます!って勢いだと思いますが…。
でもずっと行きたかった海外ボランティアにやっと参加できる楽しみのほうが上回り、準備にわくわくする毎日を過ごすことになります。
帰国後:海外ボランティア最高!と気づく
ネパールから帰国すると海外でボランティアしたことが楽しくてまた行きたい!と思うようになります。
さらに、帰国してから親にどんなことをしてきてどんなことがあったのかをたくさん話したところ「なんだかすごいことしてるね!貴重な経験だね」と言ってくれたのが私には新たな発見を生みます。
「この活動ってすごいことなのかな?」と。
自分にとっては楽しそうだから参加しているし、すごいことをしたくてやっているわけでもない。でも第三者から見るとなかなか変わったことをしているんじゃないかと思うようになります。
そこから自分の活動に誇りを持つようになり、また行けるときに行くぞーと決意。楽しいうえに貴重な経験をできるなんて、「海外ボランティア最高!」と軽い気持ちでそれからも活動を続けます。
あっという間:ボランティアへ5回参加した4年間
「次のボランティアは行けるかな~、行くならお金貯めよ~」という考えがいつも頭のすみにありました。
ボランティアに行かない間はみんなで募金活動をしたり、高校や中学校で啓発活動を行い、各々アルバイトもし、あっという間に春休みか夏休みがくる、という生活をしていたらいつのまにかボランティアへ5回も行っていました。
大学4年間で春休みと夏休みは合計8回ありますが、就職活動や学部の研修で行けないことも。それでも周りが2~3回が平均のところ5回も参加した自分はなかなか頑張ったな、と思います
最終的に:ボランティアに対して思うこと
現地の子供たちが全く手伝わずにちゃちゃ入れしてくる様子↑
あんなに国際協力やボランティアに興味がなかった私ですが、5回も行ってたらさすがに興味でたのでは?と思いますよね?それが案外当初と変わらずなんです。
楽しいから参加する、現地の方たちの生活を見てみたい、交流したい、という自己中心的な考えで参加していたのが正直なところです。
「途上国の方のために何かしてあげたい」と思うよりか「日本っていう国もあるんですよ、楽しくみんなで家建てましょ」と軽いスタンスです。
もちろんメンバーの中には国際協力に興味がある人、貧困をなくすためにどうしたらいいか考える人など、いろいろなタイプの人間とさまざまな意見があります。
私はそれでいいと思います。
いろいろな意見や考え方があってこそ、コミュニティって回っていくんじゃないかな、という考えです。(こんな軽いこと言ってたら怒られちゃうかも…)
やりたいことをやった大学生活
勘違いから始まった私の海外ボランティア活動。
みなさんにも、そんなに意識を高く持たなくてもボランティアは参加していいんだよ、と伝えたいです。興味があったらやってみよう、ぐらいでOK。反対に自分が学ぶことの方が多いし、想像以上に得るものがあります。
1回行ってみたけど違ったな、と思うこともありえると思います。でも、行ってみないとそのことにも気づきませんよね。せっかく時間のある大学生活なので、興味のあることにどんどん飛び込んで、いろいろチャレンジすることが大切だと思います!
社会人になったらそこまでフットワーク軽く行動できないですからね
大学生の方向けに海外ボランティアをおすすめする記事もまとめていますので、よろしければこちらもどうぞ。
それでは、最後までお付き合いありがとうございました~!また違う記事でもお会いできたら嬉しいです